場所:兵庫県の有馬温泉
最寄駅:JR山陽新幹線・新神戸駅 など


歴史のある観光地や温泉地でさえも衰退していく昨今です。
歴史ある兵庫県の「有馬温泉」も一時期は客足が遠のいていましたが、ここにきて俄かに活気を取り戻してきました。
では、何が衰退した原因だったのか。
●宿泊費などが高かった●老舗旅館やホテルが高姿勢な対応をしていた●町並みが古く、駐車場などの施設が少なかった・・・など等でした。

このままでは衰退の一途を辿ってしまうため、旅館やホテルの女将たちが集まり、活性化に向けた案を作って、それを実行したため、町並みの景観が大きく様変わりしました。
そして
、宿泊料金なども低価格に設定し、さらに温泉に入って食事もできる「温泉パック」
や「元湯巡り」などを取り入れたことから、若い人たちも気軽に訪れるようになりました。

町の中心部には従来の公衆浴場(有馬温泉会館)とは別に新たに公衆浴場が作られ、いま流行の「足湯」も設けられました。
地元・京阪神の客からも「有馬は高い」というイメージがあって、わざわざ遠くの温泉地に出かけていたが、ここにきて様変わりした「有馬温泉」が、また、見直され始めました。

夜に到着し、朝には急いで他の観光地に出かけてしまう団体客を、有馬の地でゆっくり過ごせるようにチェックアウトの時間も延長されるようになりました。
さらに、温泉街には今までになかったパン屋、ケーキ屋などが新たに開店し、賑わいを見せているため、以前に比べ活気が溢れてきました。これらは地元の関係者が一致団結して協力した結果の賜物となっています。

題名:N0.372『衰退を みんなで活気 取り戻し』より