場所:大分県の別府温泉
最寄駅:JR日豊本線・別府駅 など


別府温泉郷へは電車ですとJR小倉から日豊本線の特急「にちりん」または「ソニック」で別府まで約1時間20分です。別府駅からそれぞれの温泉地にはバスで10〜20分です。
高速バスですと博多駅前から「とよのくに」で別府北浜バス停まで約2時間40分です。
車ですと福岡方面から九州自動車道で鳥栖JCまで、鳥栖JCから大分自動車道に入り別府ICまで約110kmです。別府ICから約10分でそれぞれの温泉地に到着となります。 詳細:
別府温泉郷は、北に国東半島、南に高崎山を望み、別府湾に臨む風光明媚な日本を代表とする温泉郷です。湧出量、源泉、泉質の数、共同浴場数、どれをとっても日本一です。
温泉の歴史は古く、奈良時代に編まれた「豊後風土記」に赤湯泉(現在の血の池地獄)や玖倍里の井(鉄輪温泉付近)として登場し、「伊予国風土記」にも速見の湯として登場しています。別府温泉が民衆の温泉として利用されるようになったのは江戸時代に入ってからです。江戸時代、別府温泉は天領であったが、元禄7年(1694年)にこの地を訪れた貝原益軒によれば、当時の別府は海浜の寒村に過ぎなかったようであり、当時は自然に噴出、または湧出している温泉を使用していたといわれる。
明治になって温泉の掘削が行われ、関西航路の開設、日豊本線の開通があって、今日の温泉街が形成されるようになった。

現在では、湧出量は1日10万kl(ドラム缶50万本分)、源泉数 3,900余、共同浴場数は約17ヶ所、泉質も放射能泉を除いて日本国内にある全ての泉質が揃っているといわれ、いずれも日本一で、温泉の効能も多様性に富み、砂湯、泥湯、蒸し湯、打たせ湯と入浴法も様々なものを楽しめる。宿泊場所も大ホテルから湯治の宿まで約1,000軒もあります。

別府温泉郷は「別府八湯」と呼ばれるように、海辺の別府・浜脇・亀川と山腹の観海寺・堀田・鉄輪(かんなわ)・柴石・明礬の八湯の総称で、このうち堀田は共同浴場があるのみで旅館はない。泉質は単純温泉、弱食塩泉、炭酸泉など放射能泉以外の全てがあり、泉温は28〜112℃まであって、効能も多彩で万病に効果があると言われています。
別府八湯のうち堀田を除く七湯のいずれに宿泊するかによって別府の印象も違ってきます。
観光目的なら別府温泉の北浜や別府駅周辺です。別府駅周辺には共同浴場(不老泉、田の湯温泉、駅前高等温泉、海門寺温泉、竹瓦温泉など)があり、市営(太字)は100円で入浴することができます。

砂湯のある竹瓦温泉は、別府駅から北浜の海岸通りにかけてはデラックスなホテルが建ち並ぶ温泉繁華街ですが、その一角に市営の共同浴場・竹瓦温泉があります。ここは昔ながらの砂湯が残されています。砂湯は砂をかけてくれる専門の女性職員がおり、客の体型に合わせて穴を掘ってくれます。砂湯は一種の蒸し湯で発汗作用が大きいため、シェイプアップ効果が高く、その上、新陳代謝が活発になるので美肌効果もあり、女性に大変な人気を呼んでいます。
砂湯とは温泉の湧く砂浜を掘って、その穴に横たわり、温泉熱と成分を吸収した砂をかけて体を蒸すのです。いたって原始的な入浴法なのですが、その効果は高いのです。

題名:N0.336『あちこちで 白煙上がる 別府の湯』より