場所:愛媛県の道後温泉
最寄駅:JR四国予讃線・松山駅下車 など


道後温泉へは空路を利用するのが便利ですが、本四架橋が開通してから車を利用して訪れる人が多くなったそうです。本州からですと・・・神戸から「神戸淡路鳴門自動動車」で鳴門、鳴門から徳島、高松、松山自動車道経由で、岡山からは「瀬戸中央自動車道」で丸亀、丸亀から高松・松山自動車道経由で、尾道からは「西瀬戸自動車道・しまなみ海道」で今治へ、今治から今治小松・松山自動車道経由で松山まで高速道利用で行けます。

先般、日本最古の温泉として神話や伝説の豊かな四国松山の「道後温泉」を訪れました。
3,000年の歴史を誇る日本最古の道後温泉は、「古代伊予の温泉(ゆ)」、「熟田津の温泉(ゆ)」といわれていました。それが大化の改新(645年)によって各地に国府が置かれ、この国府を中心として、道前・道中・道後の名称が生まれ、京に向かって国府の後部にある所を道後と呼んだことから、道後温泉と名付けられました。
元々は湯量の少ない温泉でして、共同浴場を中心に発達しました。明治27年(1894年)、夏目漱石が松山にも赴任した翌年に、当時の金額で133,000円の巨費を投じて建設された「道後温泉本館」(平成6年12月に重要文化財として指定された)は、木造3層楼の城郭風の建物で、複雑な屋根を持つ外観に特徴があります。「道後温泉本館」は道後温泉のシンボルとして現存しており、朝から夜まで地元の人はもとより観光客も入り混じって賑わいを見せています。

本館3層楼の屋上にある「振鷺閣(しんろかく)」の格天井に吊るされた太鼓を打つ音(刻太鼓という)によって湯の町の一日が始まります。この「刻太鼓(ときだいこ)」は朝の6時、正午、夕方の6時に打ちます。入浴時間は朝6時から夜11時(10時半で札止め)までです。
館内には「神の湯」と「霊(たま)の湯」での入浴のほか、コースによっては大広間や個室での休憩、浴衣やお茶のサービス(入浴料に含まれる)といった多彩なコースが楽しめます。
ほとんどの客は「神の湯」に入浴(300円)するだけですが、入浴した後に休憩をしたい人は、2階の大広間での休憩(1時間以内)に浴衣と茶菓子付(620円)があります。

また、「霊の湯」は大広間での休憩(1時間以内)、浴衣と茶菓子付(980円)、個室での休憩(1時間20分以内)、浴衣と茶菓子付(1,240円)があります。
「神の湯」の男子浴室は東浴室と西浴室に分けられていて、浴室の大きさは同じです。
「道後温泉本館」が100年の歴史を持つ建物に対して、そこから200m離れたところに近代的な建物の共同浴場「椿の湯」があります。この「椿の湯」は観光客には知られていないらしく、入浴している人は地元の人たちだけで観光客は私ひとりでした。

泉質は単純温泉(pH9.0)で、泉温は「道後温泉本館」が46.7℃、「椿の湯」が44.1℃です。
ホテルや旅館の中には奥道後から引き湯して循環給湯しているところもあります。

題名:N0.367『温泉の 日本最古は 道後なり』より