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水溶性切削油剤を使用しているほとんどの機械では、摺動面油は潤滑作用を終えますと、クーラントタンクに流入し、ベタツキや腐敗の原因を引き起こし、環境を悪化させると共に工具寿命の低下、さびや変色・腐食、手荒れなどの原因を作っています。
「MLO731」(粘度:VG68)
は、摺動面油としての潤滑作用を終えたものが、クーラントタンクに流入しますと、水に溶解し、浮上油を発生させず、今度は水溶性切削油剤としての性能を発揮します。
即ち、ダブルパーパスの環境にやさしい非塩素系の摺動面油兼用切削油剤
です。
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冷却効果が変らないので工具寿命が低下しません。
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浮上油分がないので嫌気性菌の増殖が少なく、腐敗しません。
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手荒れなどの皮膚障害がなくなります。
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ベタツキがなくなり、機械および周辺の環境が改善されます。
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錆びや変色・腐食がなくなります。
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洗浄が容易になります。
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クーラントタンク底部のヘドロがなくなり、掃除が極めて容易になります。
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項目 |
内容 |
外観 |
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原液 |
茶褐色 透明油状 |
密度 |
15℃ g/cm3 |
原液 |
0.935 |
pH |
pHメーター |
20倍 |
9.6 |
粘度 |
40℃mm2/s |
原液 |
67.98 |
表面張力 |
デュ・ヌィ法 mN/m |
20倍 |
36.9 |
潤滑試験 |
自社製特殊潤滑試験機 470rpm SUJ2 Ring & Roller |
20倍 |
150kgf 5.57A LT 50.1℃ |
防錆試験 |
FC200切粉 |
20倍 |
合格 |
腐食試験 |
C1100, A5056,A7075 |
20倍 |
合格 |
引火点 |
C.O.C. |
原液 |
測定不能 (非危険物) |
流動点 |
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原液 |
−20℃以下 |
● 集中給油装置(摺動面油タンク)に
MLO731の原液を充填します。
● クーラントタンクの容量が150g以下の場合は、クーラントタンクには水だけ補給します。150g以上の場合は30倍前後の希釈液を補給します。
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